ピンクのお花がちる季節になると
公園はきゅうにうるさくなります。
おじさんたちがそこかしこで
けんかするし、おねえちゃんたちは
ボクたちとあそんでくれません。

 おじさんたちはみんな
おねえちゃんにのっかって
遊んでいます。
ボクたちもまねしてみましたが
なにがおもしろいのかよく
わかりませんでした。

「クロトラ兄ちゃんは、たしか
 くびのうしろ噛んでたなー」
「痛そうだよ、それはやめてよう」


しろいおねえちゃんはみんなの
仲間にくわわりません。
「あんたら、塩ジャケなんか
 食べちゃ体に毒じゃないの」
おねえちゃんはボクたちをおうちに
招待して、カリカリのごはんを
わけてくれました。
こんなにおいしいごはんは
うまれてはじめてです。

「シロ姉は、なんか オンナって
 匂いがしねーんだよなー」
にぃにはふしぎそうにいいます。
なんのことかよくわかりません。
ねぐらにかえるとちゅう
ボクたちはきれいな黒い
おねえちゃんに会いました。
「だれ?にぃに、しってるひと?」
にぃにはおねえちゃんにみとれて
返事をしてくれません。

「お前、先帰ってな」
そういうと、にぃにはおねえちゃんを
おいかけてどこかにいってしまいました
もどりゅ  まえのぺー つぎいく

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